板前

どうも! 悩める大学4回生です!     

もしもクロちゃんになったら?パート2

どうも! 板前です。

本日も『もしもクロちゃんになったら?』を書いていきたいと思います❗

先日の分読まれていないかたは先日のやつを、読んでいただいて、内容を少し忘れられている方も、先日のやつを読み返していただいたらと思います笑

また完成したときには、全部を繋げたやつをどこかで投稿しようとも考えています👍

 

さてさて、昨日の投稿までではお店で、黒川の初恋相手である、橋本と長年にわたり、対抗心を燃やしてきた足田が結婚するという衝撃的な事実を知った黒川...

ここから、どのような行動をとり、どのように話は進んでいくのでしょうか?

それではパート2の方どうぞ!!!

 

 

 

 

トイレにて

『おい!どういうことだよ!

お前知ってたんだろ? なんで一言も行きの時に言ってくれなかったんだ?』

新見にぶつぶつとぼやく黒川...

なんだか、不機嫌そうだ...

 

『知ってたよ! いや、まさかクロちゃんがほんまに知らないとは思ってなかったよ

郵便物ぐらいしっかり見とけよ💦

それより、クロちゃん今日ちょっと飛ばしすぎちゃうか?』

新見は、なにかと黒川の世話にやけくれてるのだ。

黒川『お前さ、あんなことしてやってられるか?

飲まなやってられへんからな...

ハッハッ ハクション!!!』

新見『クロちゃんが酒飲んで、やらかすときは、親父さん関連と、女絡みやからな

それに鼻にきてるってことは、あかんときの予兆やぞ!?

ほどほどにしとけよ! 俺らももう学生ちゃうし、明日仕事あるやつらもおるから、みんながみんな面倒みてられんぞ!!』

黒川『わかってる わかってる

戻るかー』

戻るさなかに大きな声が聞こえてくる

 

 

千葉『えっ!? あっしー、もう防衛省の役職につく可能性でてきてるの?

ってことは、はしもっちゃんは、次期防衛大臣を支える容姿端麗な若妻か!!!』

黒川『相変わらず、千葉は声でいな

店全体に丸聞こえやぞ

それに防衛大臣が何や! 今の官僚どもは、何も変えてくれてないやんけ!笑』

千葉『何や、なんや❗

誰がいってるんや黒川!

ろくな生活もせんと、よくもあっしーにそんなこと言えるな!

税金もしっかりと納めてんのか! 』

黒川『タバコとお酒とギャンブルと...

他の人よりとられてるわ!!』

全員が笑いに包まれた...

この6人で、集まるとだいたい、黒川と千葉の掛け合いになり、それが6人の笑いになる。黒川としては、足田に笑われてるのは嫌だったが、橋本が笑顔になるのであれば、なんでもよかった。   

 

後藤『実はさ、私からも話があって...』

全員『なになに!? 

後藤から!!!』

意外な人物からの発表に全員がざわついた

後藤『実は、私ももう籍入れてる人がいて、もう、お腹にいるんだ...笑』

全員『えーーー だれだれ?』

後藤『会社の取引先の人で、この人なんだ!』

全員で写真をみた

千葉『すごく優しそうでいい人そうじゃん! おめでとう~

式はあげないの?』

後藤『私と彼はあまり華やかにやるのが好きなタイプじゃないから、式はあげないつもりなの... だから、みんなには直接今日言うつもりだったの』

黒川『赤ちゃんが結婚がなんだ! 

みんなみんな結婚なんかしやがって』

(自分と似たところにいる後藤からの発言に少し黒川はふてくされている...)

千葉『本当に黒川は、素直じゃないな...

これから、妊婦さんだから色々大変なんじゃない?...』

後藤『うん... でも生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、全然何でも頑張れる気がするんだ。』

千葉『偉い! 後藤ちゃんも強くなってね! 私もいい人がいればいいんだけど...

赤ちゃんといえば、はしもっちゃんとこはどうなの?』

(一瞬微妙な間ができる...)

橋本『うん? 私たち?

私たちもほしいとは思ってるけど、ぼちぼちかな?』

黒川『足田はここぞで決めきれんところあるから、実は苦戦してたりして?』

足田『おい!? クロちゃん! 酔ってるかもしらんけど、発言には気を付けろよ』

(普段冷静な足田の怒りに場が凍りつく)

新見『まあまあ、みんなめでたくて何よりだね...笑』

橋本『ほんと! 私も頑張っちゃお!』

(なんだか、橋本の笑顔はいつもより固かった)

 

新見『クロちゃんそろそろにしとき!

顔真っ赤やで!』

後藤『なんで、クロちゃんが一番飲んでるの!笑』

橋本『クロちゃんなりに、祝ってくれてるんだよね?』

足田『お前今日ちょっとひどいぞ! 

久しぶりに会ったかと思えば何にも変わってないやんけ! 

まともに仕事にもつかんと、突っかかることばっかり言いやがって!』

黒川『久しぶりに会ったかと思えば、説教か!?』

新見『まあまあ、クロちゃん一回トイレいって、頭冷やしてきー』

橋本『私もお手洗い失礼するね!...』

 

黒川は、だいぶ酔っていた...

トイレからでると、かすかに橋本の姿が見えた。 橋本は泣いていた。

原因はわからないが、泣いていた

黒川『はしもっちゃん!? どうした?』

橋本『うん?』

橋本は、黒川に気づくと... すぐ涙をふいた

橋本『何にもないよ! ごめんごめん

目にゴミが入ってだけだよ、私戻るね~

(このときはまだ涙の意味を黒川は知らなかった)

黒川は若干フラフラしながら、戻っていった

 

足田『クロちゃんは本当にどうしようもないやつやな どうにかなってくれんかな?』

黒川『なんや!? 俺のおらんところで悪口か!?』

みんなは、黒川が戻ってきて、少し慌てた

新見『違う違う みんなで、クロちゃんがどこでやったら、定職につけそうか考えてたんよ!

で、あっしーが知り合いにいい会社があるっていってるけど、資格が必要みたいで...

クロちゃん大丈夫かなって?』

黒川『あっしーの紹介? いらんいらん

余計なお世話やわ』

本当に素直じゃない男である

足田『こっちも別にする必要ないけど、クロちゃんがあまりにだらしないから、みんなで考えてたんや! 

感謝はされても、キレられる筋合いはないぞ!』

足田はなんだが、今日ピリピリしがちだ...

黒川『俺だって、色々やってんだよ!

何も知らないくせに... 何が防衛大臣だ!

ほんまに、はしもっちゃん守っていく覚悟がお前にはあるのか!?

足田『はあっ!? お前なんや?』

 

橋本『やめて! 今日みんなおかしいよ...

せっかく久しぶりに集まったのに、楽しくしたいのに...

クロちゃん... もうやめて...』

ここで、黒川のかすかに残っていた記憶はなくなり、完全にお酒と怒りでとんでしまった

黒川『今まで言わんかったけど、そのクロちゃんってあだ名も本当は嫌なんやぞ!?

お前ら全員バカにしてるやろ?

なんだ! 俺が安田大サーカスのクロちゃんみたいだって言いたいのか! 』

橋本『バカになんかしてないよ

いいあだ名だよ...

それに安田のクロちゃんは、すごいよ...

クロちゃんよりも...』

黒川『はぁ!???』

黒川は、橋本に手をあげようとした

すると、足田は我慢の限界がきた

足田『やめろ! 』

足田は黒川を殴った。

足田『お前今何をしようとした!?

色々うまくいってない気持ちわかるさ!

苦労してるのもわかったわ!

ただ、関係ない人に手をあげようとするな!

ほんまにお前まじで頭冷やせ!

しっかりとした形で謝るまで俺は許さんからな! 

みすぎ!帰るぞ!』

足田は、6人で集まるときは、橋本のことをはしもっちゃんで通していたが、怒りからか普段の言い方になっていた

橋本『ごめんね!みんな!』

千葉『ううん... いいの! 

また連絡するね! 結婚式の準備大変だけど、頑張って!』

足田は半ば強引に橋本を連れて帰っていった

新見『おーい クロちゃん大丈夫か!?

だから、飲みすぎるなって言ったのに...』

千葉『黒川どうする!? この様子じゃ一人では帰れないぞ! 』

新見『いい! 俺がこいつんちまで送って帰るから!

後藤はお腹の子がいるし、千葉は、明日には関東に帰らないといけないだろ!?

今日はもう解散しよう』

新見の冷静な判断の元、解散し、新見は

黒川を家まで送ることとなった。

なんだかんだ、面倒を見る優しい男だ。  

 

 

新見『クロちゃん!家ついたよ!

鍵どこ? 』

黒川『... ...』

新見『こりゃダメだな?

あれ!? 鍵あけっぱじゃん?

こいつほんまに不用意なやつやな

うわ!部屋も汚いな!』

新見はぶつぶついいながら、しっかりと毛布を被せて、ある程度部屋を整理して、置き手紙を書いて、部屋をでた

新見も明日は仕事なのだ...

新見『クロちゃん! いくからな...

もう女は泣かすなよ...』

新見は部屋を出ていった

 

黒川は、眠りについた この5時間は黒川にとっては、非常に驚きの多い時間であった。

酒もかなり飲んだていたため、黒川は昼間まで起きることはなかった

 

翌朝...

『う... 気持ち悪い』

時計を見る黒川

『もうこんな時間か 昨日は飲みすぎたな!

顔でも洗うか 

なんか、体が重たいな...』

少し汚れている鏡を見る...

『あれ? 俺こんな顔むくんでたっけ?』

『うん? 顔がほんまに安田のクロちゃんみたいになってるやん?

てか、ほんまにクロちゃんやん? えっ?えっ?』

鏡をものすごくこすった

汚いからではない。こすれどこすれど、鏡の前にいるのは、安田のクロちゃんだ

『これはまだ夢なのか!?』

黒川は、ほっぺを引きちぎるぐらい引っ張った。しっかりと痛い

黒川はあせった💦

理解ができなかった

すると、携帯がなった...

冷静にみると、部屋自体が自分の部屋とは違っていた

とりあえずでるしかないと思い、携帯を開いた

マネージャーと書いておる

黒川『はい!?』

マネ『はいじゃないよ!? どこで何してるの!?

15時から、パチンコの営業の仕事だよ!?

どこでなにしてるの?』

黒川『営業?...』 

マネ『昨日行ったよね 事務所の後輩のトラブルで急遽入ったって!

もう時間ないから、とりあえずすぐに駅まできて そこからは車出すから... 

じゃあよろしくね!』

黒川『あっ...』

何も言うことなく携帯は切れた。

 

とにかく、黒川は理解はできなかった。

夢だ夢だと言い聞かせて、もう一度眠りについた...

 

             続く

 

 

『もしもクロちゃんになったら?パート2』

どうでしたか?

書いていて、結構な大作になりそうな予感がしてます笑

これから、黒川がどのように変わっていくのか、また橋本の涙の意味とは...

色々と、ありますが楽しみに待っていてください

私事ですが、明日から5日間マレーシアにいく予定なので、毎日投稿できるかは、わかりませんが、できる範囲で投稿はしたいと思います‼️

またマレーシアのこともブログに書きたいと思ってますので、楽しみにしていてください😁

でたまた‼️